内なる声を描く
「言葉って武器じゃん」
お仕事や対人関係。何気ない一言で心を抉られたりしますよね。
あまりにもショックで感情的に泣いたこともありました。
コロナ騒動。様々な声が心を締め付けてきますね。
漠然とした不安やイライラが付き纏っていた時期もありました。
私たちは日々の生活の中で様々な言葉に触れます。
言葉は時に誰かを励ましたり導きます。
また、同時に惑わしたり想いを断ちます。
言葉は自分や他の人を傷つける武器。
言葉は自分や他の人を支える武器。
どちらにもなります。
たった一言で、良くも悪くも
その人を大きく変えてしまいます。
言葉によって心は花のように咲いたり枯れたりします。
自分自身の声…「うちなる声」を大切にし、そっと耳を傾けることで
他者の声に耳を澄ますことができるのかもしれません。
他者の声を聞くことで、より自身に気付けるのかもしれませんね。
…自己紹介もせずに突然お話を初めてしまいごめんなさい。
私、群馬県で主に金魚を中心に描いている作家・グラフィックデザイナーの
「日常生活に彩りと潤いを」をコンセプトに、
心の拠り所やお守りのようになれる作品を描いています。
今回の記事のように、ふと気付いたり考えたことや心の内などを
金魚に重ねて表現をしています。
「なぜ金魚なのか?」はまた別の記事で書こうと思います。
最後に、言葉について考えたことを落とし込んだ作品を1点紹介いたします。
「一縷の声」
使用画材:顔彩・ランプライト水彩紙
(売約済)
角度を変えると見え隠れするキラキラの絵の具で涙を描きました。
皆んなに気付かれないようにひっそりと泣いている。
そんなメッセージを込めて。
それではまた!