haruchi art’s blog

晴智ありさのアートと心の内と作品紹介

【展示会・作品予約販売のお知らせ】春の芸術展

こんにちは。
作家・グラフィックデザイナーの晴智ありさです。

 

先日お知らせをした「NATURE Ⅱ」は無事終了となりました。
展示作品は19日より自家通販で販売開始しますので
そちらでもよろしくお願いいたします。

 

 

 

さてさて。
また展示会&作品予約販売のお知らせです…!

 

 

「春の藝術展 2021」

 

4/9-4/11に渋谷区文化総合センター大和田にて開催される

「春の藝術展 2021」に出展する作品の 事前予約通販が始まりました!

 

テーマはタイトル通り「春」。

 

春の三日月をテーマに描きました。
春は月の下側が照らされるので、三日月が舟のように見えることから
着想を得て描きました。

 

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普段よりキラキラの絵具を増し増しに、華やかに仕上げました。



作品の購入(予約)はこちらから。

bungeigarou.official.ec

 

 

「春の藝術展 2021」

 

*会期・時間

2021年4月9日(金) - 4月11日(日) 
11:00-18:00 (※最終日のみ11:00-15:00)


*場所・アクセス

渋谷区文化総合センター大和田 
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21

 

【展示会のお知らせ】NATUREⅡ 銀座

お久しぶりです…!
作家・グラフィックデザイナーの晴智ありさです。

 

今日は展示会の告知をさせていただきたく…!

 

今週末3月8日より銀座のギャラリーアートポイント様にて開催の
選抜グループ展「NATUREⅡ」に出展いたします。

 

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以下、展示会の概要です。
(ギャラリー様HPより引用)

 

本展タイトルの“ NATURE ”には、自然、天然、自然界、自然現象という意味があります。が同時に“ NATURE ”には “本質”という意味もあります。Artistが自然界( NATURE )を描くとき、そこにはその自然界の本質( NATURE)を知りたい描きたいというArtist自身の強い衝動や表現欲求が根底にあります。
新型コロナウィルスの世界的な拡大感染は、私たちの全てにおいて大きく変化をもたらしました。この危機的状況により、私達は改めて生命の尊さについて考えさせられる機会を与えられたともいえます。
本展“ NATURE ”では、自然(Nature)というテーマで様々な技法とスタイルの中に映し出される自然界や生物の姿を展観するとともにアフターコロナ時代における自然界の本質(NATURE)について考察したいと考えます。

 

自身が作品を制作していく上で考えたいテーマだな、と感じ、
出展を決めました。

 

新作を中心に5点ほど展示販売させていただく予定です。
現在全力で製作中です…ひぃい

 

  • 会場:ギャラリーアートポイント様
    (〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-12 藤和銀座一丁目ビル6F)
  • 日程:2021年3月8日〜13日
  • 時間:12時30分〜19時30分(最終日のみ17時まで)
  • 会期中定休日なし

 

お近くにお立ち寄りの際はどうぞよろしくお願いいたします。

 

会期中、会場に起こしいただけない場合でも作品の購入が可能なようです。

詳しくはギャラリー様のHPをご覧ください。

art-point.jp

 

展示会が始まりましたらブログで作品紹介をいたします!

【展示会のお知らせ】NATUREⅡ 銀座

お久しぶりです…!
作家・グラフィックデザイナーの晴智ありさです。

 

今日は展示会の告知をさせていただきたく…!

 

今週末3月8日より銀座のギャラリーアートポイント様にて開催の
選抜グループ展「NATUREⅡ」に出展いたします。

 

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以下、展示会の概要です。
(ギャラリー様HPより引用)

 

本展タイトルの“ NATURE ”には、自然、天然、自然界、自然現象という意味があります。が同時に“ NATURE ”には “本質”という意味もあります。Artistが自然界( NATURE )を描くとき、そこにはその自然界の本質( NATURE)を知りたい描きたいというArtist自身の強い衝動や表現欲求が根底にあります。
新型コロナウィルスの世界的な拡大感染は、私たちの全てにおいて大きく変化をもたらしました。この危機的状況により、私達は改めて生命の尊さについて考えさせられる機会を与えられたともいえます。
本展“ NATURE ”では、自然(Nature)というテーマで様々な技法とスタイルの中に映し出される自然界や生物の姿を展観するとともにアフターコロナ時代における自然界の本質(NATURE)について考察したいと考えます。

 

自身が作品を制作していく上で考えたいテーマだな、と感じ、
出展を決めました。

 

新作を中心に5点ほど展示販売させていただく予定です。
現在全力で製作中です…ひぃい

 

  • 会場:ギャラリーアートポイント様
    (〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-12 藤和銀座一丁目ビル6F)
  • 日程:2021年3月8日〜13日
  • 時間:12時30分〜19時30分(最終日のみ17時まで)
  • 会期中定休日なし

 

お近くにお立ち寄りの際はどうぞよろしくお願いいたします。

 

会期中、会場に起こしいただけない場合でも作品の購入が可能なようです。

詳しくはギャラリー様のHPをご覧ください。

art-point.jp

 

展示会が始まりましたらブログで作品紹介をいたします!

旅をした彗星の話

こんにちは、金魚作家・グラフィックデザイナーの晴智ありさです。

 

2015年の夏に制作した「ほうき星の願い」についてのお話です。
作家活動を始めて1年ちょっとの時の作品ですね。

活動初期の私の支えになってくれた作品の一つです。

 

 

星がテーマの企画展に出展する際に制作しました。
当時好きだった、「コメット」という金魚を描きました。
コメットとは彗星のことです。
彗星が尾をひくように長い尾びれや細長い身体、
素早い動きからその名が付けられました。

また、彗星は「ほうき星」とも呼ばれます。

 

実はこのコメットが、私がアクアリウムショップで心を奪われた
金魚でもあります。
今住んでいるアパートが水槽も置いてはいけない所でして…
「家を立てたらコメットを飼う!」と決めております。笑


シュッとした特徴的な姿をそのままシンプルに描き、
星型が特徴的な桔梗の花を合わせた1点です。

 

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「ほうき星の願い」

使用画材
アクリルガッシュ・ホワイトワトソン水彩紙

 

身体のグラデーションを作るのがとても楽しかったことを
覚えています。


企画展に出展した後に開催した二人展、アートイベント、個展…
群馬、東京、神奈川と様々な地で展示しました。
様々な地をを旅しました。
その姿はまるで星のようにも見えました。

そして2度目の個展。
(制作から約2年後)
会場は横浜でした。

在廊している際にサプライズで仲の良い作家さんが会場を訪れてくれたのです。

さらにこの作品を購入してくださったのです。


二重の驚き!!

 

もしかしたら「これを買う」と決めて来てくださったのかも知れませんが
未だに理由を聞けておらず…
でも、このまま聞かずにいるのも良いかな、なんて感じています。


星に願いを。
誰かに良いことを届けられるようにと想いを込めて描いた子。
星のように輝きに溢れますように。守れますように。

今もその方の生活を明るく照らせていますように。

 

 

 

初めて見つかった飼い主

こんにちは、金魚作家・グラフィックデザイナーの晴智ありさです。

 

今回のは金魚作家を目指し始めて間もない頃に制作した金魚作品
「はなめく」のお話です。

 

 

 

本格的に作家活動を始めて1年くらい経った時
(専門学校を卒業し、社会人1年目の時です。)
銀座のギャラリーさまより企画展出展の案内をいただきました。

 

憧れの銀座で出展できるですって…!?

 

銀座は学生の頃から憧れていた展示場所でした。

 

胸を躍らせながら、何を描こうかどんな額装にしようか
考えていると、住んでいるアパートの裏に
綺麗なノウゼンカズラが咲いるのを見つけました。

 

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ノウゼンカズラは夏に咲くオレンジ色の花です。
真夏の日差しを浴びてキラキラ輝く姿に魅力を感じ、
金魚と合わせるモチーフに決めました。


当時は、現在のようにコンセプトを固めたり想いを重ねるというよりは
良いと思ったもの・気になったものをそのまま、感覚的に描いていました。

 

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完成した作品のタイトルは「はなめく」

華やかにときめく・時節に合って栄える
といった意味を持つ言葉です。

 

使用画材は水性日本画絵具(チューブタイプの水干絵の具です)と
アクリル絵の具、ジェッソ、ホワイトワトソン水彩紙です。

 

 

金魚のは琉金をモチーフにしたオリジナル。
仕事にも一人暮らしにも慣れない中、純粋に「楽しい」という気持ちで
描き進めていた記憶があります。




無事に企画展は開催され、会期最終日。
「はなめく」が売約されました!
と、ギャラリーから連絡が。

「きっと売れないよね。見ていただけるだけでも十分!
作品が手元に戻ってきたらまたじっくり見返してみよう。」

なんて考えながら送り出したものですから、
実は完成後にじっくりと見返しておらず少し後悔…

嬉しさと驚きと焦り、動揺のようなもの…
とにかくあらゆる感情が同時に押し寄せてきたことを覚えています。
 

とは言え、初めて売約された作品。
初めて見つかった飼い主。
自身の手で生み出したものが初めて誰かの元へ渡った。

自信を持っていいんだ。生み出すものに誇りを持っていいんだ。
そのように思えた経験でもあります。


「この子は今頃どう過ごしているだろう」
今でもふと考えることがあります。

見返すと力不足と感じる点が多い作品ですが
思い入れのある大切で大好きな1点です。 
 

それではまた!

金魚と花に救われた作家の話

こんにちは、金魚作家・グラフィックデザイナーの晴智ありさです。

 

今回の記事では、何で金魚や花を描くの?という
モチーフやコンセプトの元となった出来事をご紹介します。

金魚すくわれ

 

お祭りの金魚すくい

 

ではありません。



アート・デザインの専門学生時代、
何を描いても楽しくないと感じる時期がありました。

描くことは好きなのに。
描きたいモチーフや表現したいものが定まらず、迷走していました。


「好きなものを描いてくる」という課題に苦戦していたある日、
私の心を救ってくれたのが金魚でした。

 


何気なく立ち寄ったアクアリウムショップの水槽の中で
優雅に泳ぐ尾びれの長い1匹の金魚の姿を目にします。
その様はまるで自由に踊る女性のように見え、私の心を大きく動かしました。

 

「あ、私が描きたいのはこれなんだ」


同時に、心の拠り所のような存在となったのです。

 

 

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金魚が魅せる人工物のような美しさ。
その美しさいには様々な人の思いが込められています。

「言葉を発しない、その美しい姿に私たち人間の声や心情を重ねて発信したい」

 

金魚すくいならぬ、金魚救われ。
これが私が金魚を描くことになった出来事です。

 

 

花と壁

 

2019年の秋頃から古い壁や
コンクリートの上に茂る葉やドライフラワー
散っている途中の花に妙に魅力を感じるようになりました。

 

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壁も葉も花も、生きているもの。

どれも「そこに存在しているから」劣化したり枯れていきます。
本来の姿は終わってしまったけれど、その上に葉が茂り
その葉が枯れるとまた新しい葉が。
私には生と死の繰り返しのように見えるのです。


会社員時代、アパートの敷地内に植えてある木の
花の蕾が開くのを楽しみにしていました。
その後繁忙期となってしまい、花の様子を伺うことなど
すっかり忘れてしまい、気付いた時には花は散っていました。

忘れた、と言うより花のことを気にする余裕が無くなっていました。

そのことが悔しく感じだと同時に
情けなさや心が死んでしまったような感覚になったことを覚えています。

あまりにも悲しかったので、
自分の心を死なせないように、枯らさないように
沢山の花を買って部屋に飾りました。
心に余裕がある時は世話をしたり観察ができる。
心に余裕が無い時は枯らしてしまう。

人の心も植物のように芽吹き、咲き、枯れるのだと気づかされました。

今、私にとって花は自分の心のバロメーターのような存在になっています。

 

 

 

きっかけは身近にあった

 

これらの経験から、金魚と花は重要な制作モチーフとなりましたが
同時に自身の生活や考え方を見つめ直すきっかけにもなりました。

 

生きていく上で変化をもたらしたり、大きな支えとなる出来事や出会い。
言葉であったり人であったり場所であったり…それは人それぞれだと思います。


私の場合は身近な風景の中からふと見つけることができました。

 

 
私の作品があなたの「心の拠り所」や「お守り」になれますように。

心を豊かにできますように。

心の内を写す鏡のようになれますように。

 

 

それではまた。

内なる声を描く

「言葉って武器じゃん」

 

 

お仕事や対人関係。何気ない一言で心を抉られたりしますよね。

あまりにもショックで感情的に泣いたこともありました。

 

コロナ騒動。様々な声が心を締め付けてきますね。

漠然とした不安やイライラが付き纏っていた時期もありました。

 

私たちは日々の生活の中で様々な言葉に触れます。
言葉は時に誰かを励ましたり導きます。
また、同時に惑わしたり想いを断ちます。

 

言葉は自分や他の人を傷つける武器。
言葉は自分や他の人を支える武器。

 

どちらにもなります。

 

たった一言で、良くも悪くも
その人を大きく変えてしまいます。

 


言葉によって心は花のように咲いたり枯れたりします。

自分自身の声…「うちなる声」を大切にし、そっと耳を傾けることで
他者の声に耳を澄ますことができるのかもしれません。
他者の声を聞くことで、より自身に気付けるのかもしれませんね。

 

 

…自己紹介もせずに突然お話を初めてしまいごめんなさい。

私、群馬県で主に金魚を中心に描いている作家・グラフィックデザイナーの

晴智ありさ(はるちありさ)と申します。

 

 

「日常生活に彩りと潤いを」をコンセプトに、

心の拠り所やお守りのようになれる作品を描いています。

今回の記事のように、ふと気付いたり考えたことや心の内などを

金魚に重ねて表現をしています。

 

「なぜ金魚なのか?」はまた別の記事で書こうと思います。

 

 

最後に、言葉について考えたことを落とし込んだ作品を1点紹介いたします。

 

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「一縷の声」
使用画材:顔彩・ランプライト水彩紙

(売約済)

 

クリスマスローズ花言葉は「私の不安をやわらげて」

角度を変えると見え隠れするキラキラの絵の具で涙を描きました。

皆んなに気付かれないようにひっそりと泣いている。
そんなメッセージを込めて。

 

 

それではまた!